2万円安い電話見積もりより、訪問見積もりの引っ越し業者を選んだ理由
引っ越し業者を2社で比較して、5万円の電話見積もりではなく7万円の訪問見積もりに決めました。2万円の差をどう考えたのか、現地を見てもらえたことが何を減らしてくれたのかを、当日を迎える前の記録として書きます。

2026年9月に引っ越します。いま住んでいる部屋には、5年11か月住みました。
この記事は、引っ越しの手順をまとめたものではありません。約6年かけて少しずつ手を入れてきた部屋を離れることにした経緯を、記憶が新しいうちに残しておくための記録です。これから断捨離や荷造り、新しい部屋での収納やデスクについて書いていく、その最初の1本にあたります。
私はこれまで、2年の更新月が来るたびに部屋を移ることが多いほうでした。同じ場所に長く住むというより、更新のタイミングで次を探すのが習慣のようになっていました。
その意味で、今の部屋の5年11か月は自分にとって例外的な長さです。その後2回更新し、3回目の更新を前に出ることを決めました。
今の部屋は、ヴィンテージマンションと呼ばれる秀和シリーズの一室です。ウェイティング登録をして、空きが出た連絡をもらったタイミングで入居しました。
当時は車を所有していたため、駐車場付きであることが絶対条件でした。この条件を外せないと、選べる物件はかなり限られます。待ってでもここに入ろうと思ったのは、条件に合う部屋がそもそも少なかったからでもあります。
最初の更新時期は、ちょうどコロナ禍と重なりました。住み始めたものの、街をまだ満足に歩けていませんでした。もう少しこの街で暮らしてみたいと思ったことも、更新した理由の一つです。
その後は飲食店や街の人を含めて、この街自体が好きになりました。特に好きな店が2軒あります。気軽に通えなくなることも、引っ越しで変わることの一つです。
少なくとも、設備や間取りへの明確な不満が引っ越しの理由ではありませんでした。
休日に部屋で過ごしていると、ふと「変わり映えがしないな」と思うことが増えました。大きな不満があったというより、長く住むなかで感じるようになったマンネリが、引っ越しを考えるきっかけでした。
状況が変わったのは、2026年5月に車を手放したことでした。
駐車場付きという条件が外れた瞬間に、探せる物件の数が変わりました。正確に数えたわけではないので体感でしかありませんが、10倍以上には広がった感覚がありました。これまで検索結果に出てこなかった部屋が、そのまま候補として並ぶようになります。
そのうえで、特に譲れなかったのは、高速回線が使えることと、ある程度自分の好みに合う見た目であることでした。
新しい部屋で最初に惹かれたのは、濃い木目の床と天井でした。
白く塗られたコンクリートの壁があり、梁は表面がそのまま残っています。配管もむき出しで、キッチンはオープンな造りです。仕上げをきれいに隠した部屋とは、方向が違います。

内見しながら、ここは自分で手を入れる余地があると感じました。完成された部屋を借りて住むのではなく、試行錯誤しながら少しずつ変えていける部屋のほうが、自分には合っています。
一方で、収納は少ない部屋です。今の部屋とは収納の条件が違うため、壁や既存の設備をどう使うか考えることになります。壁掛けの収納も、入居してから取り組む予定です。

決め手はもう一つあって、貸主と直接契約できる物件だったことです。内見の途中で申し込みを入れ、翌日には審査通過の連絡が来ました。
良いことばかりではありません。
まず、通勤場所が今より遠くなります。毎日のことなので、実際にどれくらい負担が増えるのか不安があります。
それから、荷造りと各種手続きです。単純に面倒だと思っています。約6年暮らした部屋には荷物も多く、住所変更の手続きも数があります。気が重いというのが正直な感想です。
一方で、引っ越しを機に持ち物を見直せることは、少し嬉しく感じています。新しい部屋へ持っていくものと手放すものを、これから順番に整理します。
新しい部屋でやりたいことは、今のところ2つあります。仕事のスイッチが入りやすいこと。そして、仕事から離れてくつろぎやすいこと。この2つを同じ部屋のなかで両立させる形を探すつもりです。
今の部屋で試してきたことは、このサイトにいくつか残しています。
これらは全部、約6年かけて今の部屋に合わせて組み上げたものです。新しい部屋にそのまま持っていけるものもあれば、通用しないものもあると思います。
約6年かけて作った部屋を離れ、また何もないところから部屋づくりを始めます。断捨離、荷造りと手続き、引っ越し当日、そして新しい部屋の収納とデスクまで、順番に記録していきます。
Thank you for reading
最後まで読んでいただきありがとうございます。
かえりたくなる部屋では、暮らしを整えるヒントを発信しています。
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