約6年住んだ部屋から、また部屋づくりを始めることにした
5年11か月住んだ部屋を出て、9月に引っ越します。設備への不満ではなく、休日のマンネリが理由でした。車を手放して物件の選択肢が広がったこと、完成された部屋ではなく変えていける部屋を選んだ経緯を記録します。

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写真について
掲載している写真は、2021年と2023年に同じ1DKで撮影したものです(見出しの写真は2023年撮影)。現在も基本的な配置は変わっていません。少しずつ試してきた記録として読んでいただければと思います。
私の部屋は、きれいに片付いているというより、床に物が置かれていない、という状態に近いです。
きっかけは、掃除をがんばるようになったことではありません。ロボット掃除機が家具の下を通れるように部屋をつくったら、結果として、床へ物を置かなくなりました。物を置くと掃除機が止まってしまうので、自然と置かなくなった、という順番です。
この記事では、黒・木・グリーンという色の組み合わせを軸に、2021〜2024年のあいだ、同じ1DKで試してきた工夫をまとめます。完成した部屋を見せたいというより、疲れて帰ってきても散らからない仕組みの話として読んでいただけたら嬉しいです。
まず色の話からです。
この部屋の収納扉は、もともと賃貸の設備として黒でした。自分で塗ったものではありません。せっかく黒い面が最初からあるので、これを部屋の基準色にすることにしました。最初からある黒い扉を基準にすると、あとから加えたものの色も合わせやすくなりました。
扉の黒に近づけるために、エアコンと窓枠サッシの一部へ、黒いマスキングテープを貼りました。もともと白かった部分が黒くなると、視界に入る白がぐっと減ります。私はもともと白い照明があまり好みではなく、部屋全体が暗めの雰囲気になることには、まったく不満がありません。むしろ落ち着きます。
マスキングテープはあくまで私個人のやり方です。賃貸なので、剥がしたときにどうなるかというリスクはあります。その点はあとで触れます。
黒だけだと硬くなりすぎるので、木を組み合わせています。
部屋にある木製のテーブル、間仕切り、棚は、すべて自分でつくったものです。黒い面に木の色が入ると、同じ「暗め」でも、冷たさより温かさのほうが少し勝ちます。

木を足した目的は、見た目だけではありません。間仕切りや棚は、そのまま日用品の置き場になります。リモコンや小物を、床やテーブルではなく決まった棚に戻せるので、物の居場所ができます。飾るための棚というより、置き場としての棚です。
グリーンは、本物の観葉植物です。
黒い縦棒のDRAW A LINEを使って、植物をそこに載せています。床に鉢を直接置くのではなく、少し高い位置に離すことで、黒・木・グリーンの三色が目線の高さでそろいます。そして何より、床に鉢が増えないのが自分には合っていました。
本物の植物なので、水やりと剪定は必要です。手はかかりますが、その手間については納得したうえで置いています。
物を減らして見せる、という方向とは少し違う工夫もあります。
配線は、できるかぎり隠すようにしています。ケーブルが視界から消えるだけで、同じ部屋でもかなりすっきりして見えます。
一方で、隠しきれない物もあります。クイックルワイパーや粘着クリーナーは、しまう場所がありません。無理に押し込むと、結局その辺に転がることになります。そこで、隠すのをあきらめて、黒い木材とLABRICOを使い、あえて見せる形で壁に取り付けました。

大事にしているのは、「何でも隠す」ことではなく、隠せない物の見え方を整えることです。出しっぱなしでも、位置が決まっていて、色が部屋になじんでいれば、散らかって見えにくくなります。
この部屋でいちばん効いている工夫が、これです。
家具は、下をロボット掃除機が通れるように置いています。逆に言うと、掃除機が通れない置き方はしない、という制約を自分に課しています。

床に物があるとロボット掃除機が通れなくなるため、床には物を置かなくなりました。片付けを意識するより先に、掃除機が通れる状態を保つことが、自分のなかの基準になっています。
性格が変わったわけでも、まめになったわけでもありません。床を空ける理由が仕組みとして先にあったから、結果として物を置かなくなった。私にとっては、これがいちばん続いている理由です。
もちろん、良いことばかりではありません。
本物の植物には、水やりと剪定が要ります。黒いマスキングテープやDIYには、賃貸の原状回復という不安が残ります。剥がしたあとの跡や、退去時の費用が増える可能性は、正直あると思っています。その点は覚悟したうえで続けています。
ただ、黒・木・グリーンという組み合わせそのものには、今のところ大きな後悔はありません。暗めの雰囲気も自分の好みに合っていて、困っているところは特にない、というのが正直なところです。
もし同じように部屋を整えたい人がいたら、私が試してきたなかで効いたのは、次の3つでした。
きれいな部屋を保つ根性ではなく、疲れた日でも回る仕組みのほうを、私は少しずつ足してきました。
同じ「疲れても回る部屋」という考え方については、次の記事にも書いています。
Thank you for reading
最後まで読んでいただきありがとうございます。
かえりたくなる部屋では、暮らしを整えるヒントを発信しています。
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