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「好きなのに、遠くなった。」という文字と、白い携帯音楽プレーヤー、イヤホン、自作PCデスクを配したイメージ画像
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Apple製品が、また少し遠くなった。値上げの日に思い出したこと

#Apple#iPhone#値上げ#自作PC#コラム

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目次

この記事について

価格改定をきっかけにした、個人的なコラムです。特定の製品を推奨したり、レビューしたりする記事ではありません。記載した価格は2026年7月19日時点で確認したもので、改定前の価格はApple公式の現行ページでは確認できないため、報道(ITmedia、ケータイ Watch)を参照しています。

※ アイキャッチ画像はAIで生成したイメージです。

2026年7月18日、iPhoneやApple Watch、AirPodsの一部が値上げされました。少し前の6月25日には、MacやiPadなども価格が改定されています。

私が感じたのは、値上げそのものへの不満というより、Apple製品が、また少し遠くなった、という感覚でした。今も好きなのに、以前ほど気軽には手が届かない。その距離感について、少し振り返ってみます。

Apple製品が、また値上がりした

まず、今回の代表的な例をいくつか挙げます。価格を主役にしたい記事ではないので、確実に確認できたものだけに絞ります。

7月18日の改定では、たとえばiPhone 17(256GB)が129,800円から142,800円へ、iPhone 17e(256GB)が99,800円から107,800円へと変わりました。

それに先立つ6月25日の改定では、MacBook Air 13インチ(512GB構成)が184,800円から224,800円へ、iMac(256GB)が198,800円から249,800円へと上がっています。7月18日の値上げとは別の日に行われた改定です。

出典:ケータイ Watch「Apple製品の価格改定」ITmedia PC USER「Mac・iPadなどの価格改定」(いずれも2026年7月19日確認)

値上げの理由について、参照した記事では特定の一因を断定していません。私も、為替だけが原因だといった単純な言い方はしないでおきます。分かるのは、私にとってApple製品が、以前より高い買い物になったという事実だけです。

Appleは、昔から少し特別だった

思えば、私はけっこう長くApple製品と一緒に過ごしてきました。

記憶に残っている製品の一つが、初代のiPodです。付属していた白いイヤホンが、当時はやけに格好よく見えたのを覚えています。音楽をポケットに全部入れて持ち歩く、という体験そのものが新しくて、iTunesで曲を管理する仕組みも、私には画期的に感じられました。

スケルトンのiMacも使っていました。中身がうっすら透ける本体は、それまで見ていたパソコンとは別の何かのようでした。iPadも数台使いましたし、iPhoneは3Gの頃から、何度か買い替えてきました。

車の中で、iPodからワイヤレスで音楽を聴くのも楽しい体験でした。製品そのものというより、Apple製品によって日々の景色が少し変わったこと。それが、私にとってのAppleでした。

当時は、むしろ少数派だった

今でこそApple製品は身近ですが、私が使い始めた頃、少なくとも私の周りでは、まだ持っている人は多くありませんでした。

当時、Apple製品を使っていると、周りから「なにそれ?」と言われることもありました。世の中全体がそうだったと言い切るつもりはありませんが、私の身の回りでは、Apple製品はまだ少し珍しい存在でした。

その、少数派だった感覚も、当時のApple製品を好きだった理由の一つだったのかもしれません。

自作PCを始めて、自由さの魅力を知った

今の私は、普段はWindowsのパソコンを使っています。しかも、自分で組んだ自作PCです。

きっかけはPCゲームでした。ゲームを快適に動かそうとするうちに、パーツを一つずつ選んで組み上げる面白さを知りました。PCケースの見た目を選び、キーボードやマウスも、自分の手に合うものを選べる。用途に合わせて構成を変えられる、その自由さが私には合っていました(入力機器を選ぶ話は、ロジクール M575レビューにも書いています)。

Apple製品の、あらかじめ整えられた体験の良さは、今でも分かります。迷わなくていい心地よさがある。ただ私は、少し手間がかかっても自分で選びたい、と思うようになりました。整った体験と、自分で選ぶ自由。どちらが上という話ではなく、そのときの私が惹かれたのは後者だった、というだけのことです。

Android派になっても、Apple製品は好き

スマートフォンも、今はAndroidを使っています。自作PCとPCゲームが好きで、普段使うパソコンもWindowsです。気づけば、私の今の環境はWindowsとAndroidが中心になっていました。

とはいえ、これはどちらが優れているかという話ではありません。Apple製品が嫌いになったわけではありません。今も、製品の佇まいや体験の整え方は好きです。新しいiPhoneやMacには、今でも惹かれるものがあります。

使う道具としてAndroidとWindowsを選んでいるだけで、Appleへの好意は、それとは別のところに、静かに残っています。

好きだけでは、戻りにくくなった

好きなら戻ればいい、と言われるかもしれません。でも、そう簡単でもないのが正直なところです。

一つは、今回のような値上げで、本体そのものの価格が上がったこと。もう一つは、私がすでにWindowsとAndroidで、それなりに使いやすい環境を整えてしまっていることです。今の仕組みを一度ほどいて組み直す手間を考えると、気持ちだけでは踏み切れません。

持っていない今の製品について、使い勝手や乗り換えにかかる費用を、分かったふりで語るつもりはありません。ただ、好意と購入の判断は別なのだと、この頃はっきり感じます。高いから悪い、という話ではなく、好きという気持ちだけでは決められなくなった、ということです。

それでも、新製品を見ると気になる

Apple製品は、もう気軽に戻れる場所ではなくなりました。それでも新しい製品が出ると、つい見てしまいます。昔のようにすぐ手を伸ばすことはなくても、好きだった感覚まで消えたわけではありません。

値上げのニュースで少し遠くなった気がした一方で、こうして昔のことを思い出すくらいには、私はまだApple製品が好きなのだと思います。

Thank you for reading

最後まで読んでいただきありがとうございます。
かえりたくなる部屋では、暮らしを整えるヒントを発信しています。

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